佐藤嵩一郎弁護士は、米国において、日本及び米国の双方おける複雑な訴訟・紛争解決について豊富な経験を持つ数少ない実務家の一人であり、訴訟・国際仲裁および倒産法に注力するほか、クロスボーダーの商取引や知的財産契約についても豊富な経験を有する。
日本で生まれ、カナダで幼少期を過ごしたというバックグラウンドを有しており、日英バイリンガルであるほか、法規および文化の差をシームレスに橋渡しする能力を備えている。このことから、前述の注力分野に加えて、国際的に事業を展開する企業の総合的な法律顧問としても豊富な経験を有しており、日本企業がグローバルに事業を展開する際に直面する、多岐にわたる法的課題に対応してきた。
英国仲裁人協会(CIArb)の正会員(MCIArb)であり、ICC、UNCITRAL、日本商事仲裁協会(JCAA)など、さまざまな仲裁規則の下で代理人を務てきた。これに加え、倒産・事業再生の分野では、多数の法域にまたがるステークホルダーが関与する複雑な法的倒産や私的整理において、債権者および債務者の双方に助言を提供してきた。
当事務所参画前は、東京の著名な法律事務所に日本法弁護士として所属していた。その傍ら、スタンフォード大学ロースクールで法学修士号を取得後、当事務所に客員外国弁護士として所属し、米国における法務の経験を積んだ。弁護士登録前は、2008年に日本の公認会計士試験に合格した後、大手監査法人の東京事務所に監査専門職員として勤務していた。
カリフォルニア州およびニューヨーク州における弁護士資格のほか、イングランドおよびウェールズにおける事務弁護士(ソリシター)資格をも有する。紛争解決に関する豊富な経験、国際的な活動資格、そして日本と米国の法制度に対する深い理解を有する、米国で法的課題に直面する日本企業にとって信頼できるアドバイザーとなっている。